アイデアと著作権 2019/07/17

2019年7月12日(金)の朝日新聞には、金魚電話ボックスについての記事が載っています。
水が入った電話ボックスの中で金魚数十匹が泳ぐオブジェが自身の作品に酷似し著作権を侵害されたとして、福島県いわき市の現代美術作家がオブジェを設置した(金魚の産地)奈良県大和郡郡山市の商店街側に330万円の損害賠償などを求めた訴訟の裁判があったそうです。
究極的にいうなら、アイデアに著作権があるのかどうかってところでしょう。わたしみたいにノンキに家事をやって暮らしてる人間と美術作家とでは立場も違いますから著作権に敏感でないと作家としての生活が成り立たないのでしょうが、商店街の人と話し合ってすこしでもアイデア料をもらったらよかったのに。

わたしの行きつけの公民館にも、最近となりのトトロのオブジェが置かれていたりします。トトロの著作者がだれなのかは明白なので、オブジェについて文句を言う人はだれもいません。美術作家さんだって、アイデアを磨いて他の人がマネできないほどのものを作れば、敗訴したりしなかったはずです。受話器から気泡が出るぐらいのことは、ちょっと優秀な技術者なら思いつきそうなアイデアだと思う。
いまではトラブルを避けるために金魚の電話ボックスのオブジェは商店街から撤去されているそうです。自分の宣伝を無料でしてくれる可能性があったのに、残念なことをしていますね。

それにしても、オリジナリティーってなんでしょう? 松本零士さんが槇原敬之を訴えたこともありましたし、ディズニーだって著作権にはうるさい。お金さえ払えばいいって問題でもない。難しい問題です。

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