3月26日の朝日新聞のコラムで、チキンラーメン逸話が載ってました。
今さらなんですが、シリーズでお送りします。
第1話は、安藤(あんどう)宏基(こうき)さんの話。
(引用開始)
父、安藤百福は、世の中を明るくすることはないか、役
立つことはないかを考え続けている「異能の人」でした。
しかし、「執念を持ってやれば必ずできる。常識にとらわ
れるな」というのが口癖でしたから、周りの人間はたまっ
たもんじゃない。私なども胃潰瘍(いかいよう)になったほどです。
五つの原則があります。まずおいしいこと。そして簡単に調
理ができること。さらに家庭に常備されるように保存性が
高く、加えて安全で衛生的なものであること。最後に値段が手頃なこと。
(引用終わり)
この五つの原則、『まんぷく』でも採用されていました。
朝日新聞の彼の記事によると、父親は7回失敗して8回目で成功した、
文字通り七転び八起きの人。
執念ですべてを解決しよう、とするあたり、
うちの実母の、『根性!』 を連想させます。
義母はいちども 根性論をかざしたことがないので助かってます。
反発を感じることもなく、家事の分担もラクにさせてもらってます。
わたしは恵まれているかもしれません。
『まんぷく』 では、父親の萬平さんも母親の福子ちゃんも、
両方とも仕事人間だったので、ネット上では 「クレイジー」 と評されていました。
ドラマを見ていても、我が子の話をしているのに、
いつの間にか 仕事のアイデアを出している福子ちゃん。
自分の子どもより、仕事を優先させる人という描写で間違いないのでしょうか。
たしかに、クレイジーですな(汗)
五つの原則を立て、そこから一歩も引かない萬平さんは、
こだわりの人とも言えるでしょう。
ちょっとマネできない人みたい。