天皇に○○を

このあいだ、FBの動画で、
ひろゆき(ネット初期の2ちゃんねる管理人)が登場し、
その動画のタイトルに曰く、

「天皇無能論を、ひろゆきが論破する!」

どういうことかと興味をそそられて動画を注視したら、
ひろゆきの曰く、天皇は、好きで天皇になったわけじゃない、
生まれつきいわゆる天皇という名の役者になった。
その職業が好きならともかく、おれにはそうは思えない。
エロゲームも1日ダラダラ過すこともできない、
そんな天皇なんておれはなりたくないな。

という概論でした。
論理というよりは、感想だなと思いました。
無能だという論があるなら、天皇がいかに有能かを論証するほうが
論理的だし、議論になると思うけど、
これは論破したと言うにはあまりにお粗末な論理。
そもそも、論点がズレてる。
相手は天皇の仕事ぶりを論じているのに、
ひろゆきは、天皇の気の毒ぶりを論じている。
議論がかみあってない。

ねえ、ひろゆきくん、天皇という職が気の毒なら、
天皇に人権を認めさせるように
憲法を変える運動をしたらどうでしょうか。

憲法によると、天皇は日本国民のシンボルだそうです。
シンボルだから、イメージに合わないことは
させてくれない。
人間に幸福の追求権があるのなら
天皇の幸福って、なんだろう。

上皇陛下は、引退されてから、
すぐに新種の生物を発見されたということで、
そういう研究に命をかけるのが
天皇の幸福なら、
その権利を奪っているシンボルという魔物は、
人権蹂躙を平気で行ってるってことでしょう。

人間、だれしも好きなことをする権利がある。
天皇は、国民から「あんな仕事はしたくない」
と言われるような、キツイ仕事をしている。
否も応もなく。

天皇が無能だという論を述べている人々は、
少なくとも、自分たちとレベルをいっしょにしているように見える。
つまり、仕事をちゃんと見える化しろよ、
おまえ、一人前の人間だろという考え方。

ひろゆきのは、天皇はありがたいねという話。
優しい論理のようで、実際はどうなんだろう。

 

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