『大草原の小さな家』のネリーの話です。ネタバレです。
レストランを母から任せられ、経営することになった
ネリーですが、本人まるでヤル気なし。
ネリーは、一生独身でいるつもりらしい。
レストランに来る客に毒づいたり、
ひどい料理を出したり
宿泊施設はゴミだらけ、という状態に
「ネリーの店」というレストランは
赤字続き(そりゃそうだ)。
思いあまって、ミセス・オルソンが
都会から、経営コンサルタントの男(パーシバル)
を連れてきて、
ネリーの教育をさせます。
ネリーは大反発。
パーシバルは、ネリーよりずっと背が低いし
パッとしない男なんです。
そんな彼でも、仕事なので
ネリーに一生懸命、料理を教えます。
ローラのおかーさん(キャロライン)から教わればいいんですが
なにしろあのじゃじゃ馬っぷりだから
おかーさんでも手に負えない。
ひどいありさまに、パーシバルはとうとう、
「店の名前をキャロラインの店にして
売り上げの半分をおかーさんに渡せ」
と言い出したりして
オルソンのおかーさん、貧血を起こしそうなほど
怒りまくってました(まあ、気持ちはわかる)。
こうしてネリーは、キャロラインと
パーシバルの両方から料理を教わったり
店の経営法を教わったりするんですが
ネリーはヤル気がないんで、
卵の黄身と白身の分け方を教えるパーシバルに、
「ショートケーキってどうしてショートっていうの?
そういえばあんたもショート(チビ)ね」
などと、意地悪なことを言って困らせます。
遂にキレたパーシバル、
それまで使っていた卵の溶き汁を
卵の殻ごとネリーに
頭からかぶせて、
「美人のくせに態度が悪い!」
と、仕事を放り出します。
ところがネリーは、その卵汁を頭から滴らせたまま、
「まあ、私が美人だって。ステキ……☆」
と、惚れてしまい
それ以来、意地悪ネリーを辞めてしまいました。
つまんない!
まあ、この番組では、
だれでも救いがあるのだということが
よくわかったストーリーでした。