03/18、03/19と一泊旅行で呉の
グリーンピアせとうちへ行って来ました!
目的は、牡蠣三昧ごぜん(晩ご飯)。
牡蠣の炊き込みご飯、牡蠣の土手鍋、カキフライ、
酢牡蠣……
ぜんぶで12個ぐらい、牡蠣を食べたでしょうか。
一般の広島人は、そんなに牡蠣を食べる機会がありません。
牡蠣って高いからね。
このかき三昧ごぜんでいちばん美味しかったのは、
殻付蒸し牡蠣!
蒸籠(せいろ)の中に、殻の付いた牡蠣が3つ入っていて、
蒸し上がったところを食べるんですね。
殻付牡蠣なんて、家ではぜったいに食べられません。
というのも、貝柱を取るための器具が、
家にはないからです。
スーパーストアでも売られてない(器具も、殻付牡蠣も)。
だから、ゴツゴツした灰色の牡蠣殻の中に、
ぷりっぷりの牡蠣が入っているのを見て、
「おーっ!」
燃えましたね。
ちょうどよく蒸されて、汁がじゅわっとにじんでいます。
牡蠣殻をよく観察すると、
でこぼこしていて、岩とか石とかに似ている。
外はごつくて、まるでガタイの大きなゴリラですが、
中身はやさしくて、まるまるとした貝。
真珠のような色ですが、
すそは黒く縁取られています。
牡蠣殻の中に滴っているその汁を、
「あちち、あちち」
殻をつまんですする楽しさ。
しょっぱいような、甘いような、
牡蠣の身の味が口いっぱいに広がります。
これに酢醤油をつける!
もう、たまらん!
しばらく牡蠣殻をすすっていると、熱さがとれてきます。
そこへ、テーブルの上に牡蠣殻をのせる。
護岸工事か、道路工事か。
いままでごちそうの並んでいたテーブルが
むざんな有様に……。
だけどわたしはかまっていない。
蒸籠に手を伸ばして、二つ目の牡蠣をGetする。
そして、あちち、あちちと言いつつ、
三つ目を食する。
スカッとした生ビールを感じつつ。
かき三昧ごぜんのメイン・イベントを終わります。
ああ、牡蠣をこんなに食べられる、
平和な一日に感謝。