9月末反省記

1日、マイナポイント制度、はじまる。さっそくスーパーで電子決済をしました。
    『天皇の料理番』 #01 義母と完見。1時間半かかった。でも、義母にはウケました。なにをやってもダメな主人公、この先どうなることか。

7日、ヨガのリーダーと大ゲンカ。
   夫は、「あんたは、自分の言った言葉が、人にどんな影響があるか考えてない」と叱りました。
   社会で生きていくには、自分の正義を直球で言うんじゃないとも。
   自分の利益になるのが、いちばんだと言ってました。
   まあねえ、いつも直球勝負がいいとは限らないよとか、
   あんたは損をする性格だね、とか言われたことはあるけれどね。
   たしかに、自分の損になることをしてもしょうがない。
   もっと賢く生きるのさ。

9日、呼吸器内科と婦人科へ。
    更年期障害のためにイライラが高じていたのです。ケンカもそのためだと思った。
    でも、体調のせいにしちゃだめだよね。
     当てていたパッチをはずしました。
     呼吸器内科は、「再来週また来なさい。来月CTを取りますよ」
     だそうです。様子を見るって事らしい。今のところは大丈夫です。

10日、ペンネームを変えました。鈴宮はるか から、田島絵里子へ。
    本格的にファンタジー路線へいくなら、真面目な名前の方が良かろうということで。
    ファンタジーは文芸ではないようです。ま、もともと文芸向きの性格でもないしねえ。
    『広島の風景』という作品を書いたのですが、FBの講師 斎藤三郎さんは『光るものがあった』と褒めてくださいました。
    しかも、どんだけ批判されても諦めない根性は見あげたものだ、いずれあんたは頭角をあらわすとまで……。
    すごく嬉しかった。批判が来ると言うことは、見込みがあるという事だと思ってたから、なおさら。
    あとは、自分の言葉が人にどういう影響を与えるか、言葉の使い方をマスターさえすれば。

14日、懸案だったIngressの艦隊ミッション(25メダル)を、完遂しました!!!!
    ブログは14日現在で5アクセスしかないのですが(笑)
    まあ、ぼちぼちやっていきます。5人でも見てくださる方がおられるんだから、ありがたいよね。
    夫が14,15,16,17日とお休みで、その代わり20,21,22日は出張です。
    15日は足立美術館へ行きました。詳細は23日の日記にて。

16日、降水確率60%のため、ミッションはせずにうちで『天気の子』を夫と鑑賞しました。
    画像が綺麗で、泣けるシーンが一杯ありました。
    監督の新海誠が言ったように、映画でなければ言えないこともありましたね。
    自分の都合で世界が滅んでしまうというテーゼを見て、なんともやりきれなくなりましたが、
    ラストはハッピーエンドだったから、いいにしよう。
    ☆管総理大臣、就任しました。
    ☆国勢調査、完遂しました。

18日、合唱サークルが、新たに新しいマスク(フェイスシールド式)を頼みたい、と言ってきました。
    10枚980円で手に入りますが、これを使うと歌いにくくなる可能性大です。
    みんなに検討してもらう予定です。

21日、 #出版物の総額表示義務化に反対します
という話題をFBで振ったら、「あんたは専門家的な視線で専門家風なことをいい、自分の生の声を言ってない」
と批判されました。生の声ってどういう意味なのかわからん。

22日、Amazonプライムの『天皇の料理番』シリーズ完見。
    義母と一緒に、涙ボロボロで見ていました。ええ話やった。主人公の篤蔵の生き様が、共感と尊敬を抱かせます。
    あんな話を書いてみたいなぁ。なかなか、上手くいかないと思うけど。自分の枠にはまりすぎ。
    ☆『雨、そして虹』投稿しました。

23日、咳がでて呼吸器内科へ。30日に再通院せよとのお達し。

24日、カクヨムの6,000文字(テーマ「通学路、ふりむけばそこにいる」)を校了。
    「ツリバナの実と謎のストーカー」というのがタイトル。70年代的なタイトルだね。しかもホラーじゃないし。
    耳鳴りがして、鍼に行きました。
    この頃から、近くの廃ビルが取り壊されてコンビニが開店しました。

28日、彼岸花が咲いていました。もうすっかり秋ですね!!!!

29日、韓国へ旅行へ行った友だちが、韓国をべた褒めしていました。
    旅行先で重い荷物を背負っていたら、なにげに男の人が助けてくれたとか、
    バスに乗って、降り方や運賃の支払い方がわからないと日本語で帯同していた友だちにこぼしていたら、
    韓国の人が日本語で教えてくれたとか、
    タクシーを待っていたら、「ここには来ないから、別のところで待ちなさい」
    と教えてくれたとか。
    韓国っていいところ! 日本と仲が悪いみたいなネット情報だけど、ぜったいちがう!
    断言してましたね。
    わたしは韓国には、何の感情も持ってません。韓国人もいろいろね、と思うだけです。

というわけで、今月も色々ありました。今年もあと2ヶ月切りましたが、未読の本が山積み!!!!
そして、リライトしなきゃならない作品も山積み!!!!
がんばります。

  

ZOOMと創作朗読

21日に、短大の友だちとZOOMしました。
その際、原稿用紙5枚程度(2000字)恋愛小説を朗読して、
「お話を考えつくのが凄い!」
と感心されましたが、
オリジナルの話じゃないんだよね、あれ(笑)

原稿用紙5枚程度ということで、思い出したのが「童話の花束」。
あの中に、小学1年程度の子どもたちを主人公にした話があって、
そのストーリーをパクリ、
スターマンのセリフをパクリ、
いろいろ応用して、5枚以内におさめちゃったのでした。

でも、ストーリーがぜんぜん、意外性がなくてね。
「心揺さぶる恋愛」というわけにはいかなかった。
5枚というのはハードルが高い~~~~!!!!!!
しかし、投稿してみたら、イイネが2つ着いていました。
これは見てくれてる人がいる、ということで、
非常に嬉しかったです。
ファンレターはつかなかったけどね!!!!

彼岸の串団子

こんな散文詩、作ってみました。

彼岸の串団子 2020/09/22
 彼岸になった。
 スーパーを覗くと、なぜか餡子の串団子が売られている。
 三つで税別、88円。
 欲しい。
 太る。
 体内で、せめぎあう天使と悪魔の声。
 わたしはしずかに団子に近づく。
 団子はこしあんと粒あんがある。
 わたしは粒あんが好きだ。
 団子は三つ並んで誘惑している。
 ま、負けたくない。
 手が伸びる。
 手をおさえる。
 クルリと背を向ける。
 脱兎のごとく、駆け出す。
 客にぶつかってコケた。

鍼治療院でのボランティア

2020/09/16、鍼をしてもらいに鍼灸院に行ったのです。
そこは、集合住宅地。
灰色のコンクリート棟ばかりで迷いました。
先生に電話して、もよりのバス停まで迎えに来てもらったのでした。

その鍼灸院は、玄関からすぐ左が治療室で、ベッドが一台、置かれています。
そこで鍼をしてもらうのです。
そのあとでボランティアでパソコンを教えることになりました。

わたしも知らないことが多いので、教えられることは少ないです。
パソコンを持ってきた先生に、ワードの印刷プレビューと原稿の表示が違う、という相談を聞いていました。
そういう場合は、裏技として、レイアウトを変更するといいよ、と教えました。
表示が違うことについて、現状再現ができなかったので、フォローが出来なかったのが残念でした。

「身近なところに、パソコンがわかる人がいると思うと安心!」
鍼の先生は喜んでいますが、
わたしはそんなに沢山、ワードのことを知ってるわけじゃない。
近所でボランティアしてた時は、知らないことを一杯きかれて嫌になって
やめた経緯がありました。
あまりムリせず、ぼちぼち、やっていきますよ。

ライフ・オン・マーズ#01

友人に勧められて、洋ドラ『ライフ・オン・マーズ』#01を見ましたが、
なんとこれは昔見たことのあるものでした……!
ストーリーは、2006年に生きる
イギリス・マンチェスターの優秀な刑事(デカ)、サム・タイラーが
犯人を追いかけているうちに交通事故に遭い、
33年前の1973年にタイムスリップ。
これは幻覚か、あるいは夢かと戸惑いながら、サムは、いったん仕事場へもどりますが、
仕事の指示を出すと、それは未来の情報に基づいた指示で、過去では実現できないのでした。

苦労をしながらサムが犯人を追い詰めたのはいいけれど、
話はそこで終らないのです。
73年の荒っぽい捜査方法を紹介しながら、
サムと犯人、そしてサムの上司ハント、サムを心配する婦人警官アニーの
こんぐらがったドラマが楽しいお話です。

それはいいんだけど、精神疾患のある犯人を、治療できないから終身刑って……。
どうなんでしょうか、と思いますね。
唐突に思えるでしょうが、わたしは長年の疑問だった、
「治療」とはなんなのか、という根源的な問いかけを、してみたい。
その犯人は、芸術的センスはないかもしれないが
ゴッホの例もある。
生理的な狂気を治療することで、芸術的狂気を喪う可能性もないわけじゃない。
両者の間の関係は、ほとんどないと言われているけれど、
狂気の定義が、わたしにはわからない。

「正気」(=生理的狂気のない人)という定義って、なんだろう。「正気」と「狂気」の間には、なにがあるのだろう。
世間の常識に問いかけてみたい。
人間という存在それ自体が、すでにイカれてるという人もいるのだから。

批判はだれでもできる。
わたしも、はやくいい作品、つくりたい。
異端と言われようと、わたしはわたしの道を行く。
ライフ・オン・マーズを見ながら、そんなことを思っておりました。

足立美術館へ行きました

2020/09/15、足立美術館へ行ってきました。
開館50周年ということで、横山大観の展覧会がありました。
目的は、日本庭園なのですが、大観の絵は圧倒的でした。
鼬(いたち)もあれば、山羊もある。ライオンもある。たくさんの富士山の絵、たくさんの真紅の日輪の絵。
わたし「西村京太郎の推理小説で、足立美術館の横山大観が描く鼬の絵がモチーフになった話があったって
     おかーさん、言ってたよね」
義母「そう? もう忘れた」
わたし「こら」

横山大観の言葉が展示されていました。記憶モードで印象的な言葉を書きますと、
『眼に頼るのは技術的なこと。それより心に頼れ』
『気魄(きはく)がなければ、絵は職人芸術になる』

セミの声が、かすかに聞こえる庭園を、喫茶店のなかから眺めます。
夫「今年は夏が短かったね」
義母「梅雨が長かったけーね。ところでこの庭園は、たっぷり葉のついた松の木と、スカスカの葉の松があるのね」
夫「庭園を絵画的に魅せる演出だろう。ほら、庭には小さい松が10個以上点在してるだろ。ああいう小さいのを作っている専用の場所があるんだよ」

まったりと、時が流れていきます。蝶や鳩がときどきやってきています。
夫「この足立美術館は、庭師を養成しているんだよ。大がかりな手入れの時は、外からも応援があるんだ。
  マネージャーは大変だろうな、尊敬しちゃう」
義母「(床の絨毯の模様を見て)この喫茶店の床の絨毯も、綺麗ね」
床の模様がアラビアの絵画みたいでした。赤い地に白いアラベスク風の模様。日本庭園とマッチしているのだろーか。

足立美術館の庭園は、日が照ると
そこだけ、照明があたったみたいに輝きます。
テレビ局のビデオカメラを持った人と、庭師が奥のほうにいます。

夫「ここのコーヒーは、専属のお店から買ってるんだけど
  その店は、ほかの豆はネット販売してるのに、ここの豆だけは
  ここに来ないと、売ってくれないんだよね」

お土産を買って帰りました。
今度は秋の紅葉を見たいということで、
HP、要チェックです。
……いつも忘れるんだけどね。

日常のあれこれ

☆白髪染め
義母が「80になったから、髪は染めない」、と言い出しました。
わたしは義母が白髪になるのは見たくないけど、年相応でいたい、というのもわかる。
10月ごろになったら、また近くの公園でボール遊びする予定。
楽しく体力がつくといいけどな。

☆いたち
マンションの前を自転車で走っていたら、車道を渡るひとつの茶色い影。
「いたちだっ!」
激写しようと自転車をとめたら、そのまま影は植え込みの中へ……。
広島市内なのに、田舎だねえ。

☆横断歩道が出来ます
交通事故の多発する道路。横断歩道をつくってくれ、
とわたしが行政に要望してから20年以上経って、
やっと横断歩道ができます。
ちかくに保育園が出来たから。
そういうことがないと、行政は動かない。
結局、パワーのある人が発言権を得るのだ。
権力が欲しい(こら)

☆日が短くなってますね
 セミの声が聞こえなくなってきました。
 日ざしもさほど、暑くなくなってるし。
 四時半五時から夕方になってきているこのごろ。
 季節はちゃんと来るのです。
 日本に住む外国人は、夏が暑くて冬が寒いのはイヤだって言うらしいけど
 四季があるから、日本は素晴らしいのだよ。

☆ラジオ『ごぜん様さま』のリスナーによると
 コロナで高校の体育祭が中止になり、代わりに球技大会を、無観客でしたそうです。
 横山アナ情報では、コロナの影響は、誕生日ケーキにも及んでいる(売れない)そうです。
 ホールケーキにロウソクを立て、吹き消すと、コロナの家庭内感染が危惧されるので
 仕方ないので、八等分したケーキに、ウニのようにロウソクを立てて吹き消すそうで……
 夫曰く、「同じじゃん! いみねー!」
 

日本のこと、あれこれ

江戸、俳句、浮世絵、歌舞伎
 ☆江戸

  I Live In Tokyoを過去形で言いなさい。

 冒頭の問題を解いた生徒の回答。
  I Live In Edo.
 東京は19世紀まで、江戸と呼ばれていた。江戸はサムライの権力の中心地であった。そうなったのには長い歴史もある。鎖国の頃、日本は外国の文化の影響をほとんど受けなかった。江戸は世界一人口密度が高く、清潔で、仕事もバッチリあった。
 今の東京も、ヤバい病気が流行っていて、仕事にあぶれる人も多い。しかし、清潔ではある。外国人は、日本の清潔さにビックリするそうである。

 ☆俳句
俳句は、世界で一番短いポエムである。季語が入る。これも、長い歴史を持つ文化だ。わたしはこの俳句を使って催眠術をかけ、人をコントロールしようとする悪者の話を、外国小説で読んだことがある。作者は、この話や、ほかの本を1冊書くために、日本語を猛勉強したそうだ。世界三大難解言語(日本語、ギリシャ語、ヘブライ語)を英語圏の人が必死で学ぶ、その姿勢には頭が下がる。

☆浮世絵
 印象派やゴッホに影響を与えた。英語で説明するなら、Woodblock Prints(木版画)と説明すると良いようである。ちなみに浮世とは、「現世」のことで、江戸時代の人にとっては、あれがリアリズム文化だったのである。少々、誇張された場面もあるが(富士山に怒涛の波が押し寄せるとか、歌舞伎役者の強烈な見栄とか)、あれが庶民にはウケていた。今で言う漫画みたいなものである。日本のアニメは、この木版画の技術を応用したと言われている。

☆歌舞伎
 ハデでダイナミックな舞台。夏になると怪談話が演じられ、リアルに水が出てきたり、舞台が降りてきたりと凄いらしい。日本の古典舞台なのだが、新作も作られている(ごく最近は、初音ミクと共演したと聞いている)。昔から庶民のエンタメとして、人気を博している。年間を通じて公演が行われているそうだ。
 

識字率の高さと投票率

 義務教育を受けた日本人のほぼ全員が
 母国語の読み書きができるように
 教育を受けてきた。

 日本の識字率の高さは、投票権とも関係がある。
 日本では投票用紙に候補者の名前を書いて投票するのだが、
海外の選挙は記述式ではなく、マークシート式を採用し、候補者の名前にあるチェックボックスにチェックを入れて
それを機械に読み込ませて票数の集計をすると聞く。
一方で日本の場合は、紙に名前を書いて投票する。

深夜まで集計している日本の非効率さ、人件費の高さなどを考えると、海外の方が理にかなっているようだが、
逆に言えばそれだけ高い学歴があることを前提と出来る自信が、この国にはあるのである。
貧しさやいじめなどで学校へ行けなくなる人間が出てきているようだが、
法のもとの平等という観点から見ると、あまりいい状態ではない。
学校だけが学ぶ場所、学歴を取れるのは学校だから、こういうことがおきる。
なんとかしなければと思うが、わたしにはアイデアがない。
……発想はファンタジー系ですのでね。

コラム:四種類の文字

 日本には、四種類の文字がある。
 漢字、ひらがな、カタカナ、ローマ字。このうち、ローマ字は英語を意識させるので話題にしない事も多いが、外国人にほかの三つを説明すると、たいていの人は、
「日本の漢字は、ひらがな・カタカナより『あとに』できた」
 と思うらしい。
 彼らは漢字からひらがな・カタカナができた、といわれると、非常に驚くのだそうである。
 最近では、日本のことを知っている外国人も多くなってきているから、数は減ってきているかもしれないが、それでも漢字やひらがな・カタカナは、外国人には異国情緒たっぷりである。
 
 ひらがな・カタカナは、どちらも姉妹文字と呼ばれるほど関連性がある。平安時代にできたもので、ひらがなは女性、カタカナは男性が使うものとされていた。実際、昭和のある時期までは、カタカナが公用語になっていた。
 日本では、小学六年生までに、1,000文字知っているという。
 わたしの記憶に寄れば、昭和のあるコンピュータ技術者の話で、日本人は漢字やひらがな・カタカナに労力を割きすぎて、大事なことを学んでない、これからの教育はローマ字だ! とするひとがいたらしい。しかし漢字やひらがな・カタカナなどは、そんなに悪役なのだろうか。
 まず、漢字の意味や発音が複数あることを学び、世間にはいろいろな意味や概念があることを、無意識に知る。
 これは大事なことだと思う。
英語は、文字が記号化しており、表意文字である漢字とは本質的に違っている。英語も、もともとは絵から発生したと聞いているが、漢字とはまるで違っている。
 漢字から複数の意味を感じ取り、膨らみのある内容を想像するのが、漢字の利点であるとわたしは思っている。膨らみがないとは言わないが、わたしにはどうも外来語には、「カッコイイ」とか「イケてる」といった、表層的なイメージがつきまとい、日本のオリジナルと化した漢字の持つ重厚さが薄いような気がする(これが偏見であることは、百も承知である)。
 漢字・ひらがな・カタカナを使いこなし、漫画に絵として表現したりもする日本人の柔軟さは、四種類の文字を学ぶところから来ているに違いない。