平成最後の反省記

4月8日、花見に出かけました
夫の仕事の都合で月曜日の午前中がお休みになり、花見に出かけました。
花は散り際がきれいですが、散ってしまうと汚いと言ったのは
清少納言だったかもしれない。
2019/04/15、散った桜の花びらが点在したアスファルトの路を眺めていました。
まるで路がドット柄のシャツを着たようで、なかなか楽しかったです。
近所の土手には、キンセンカに菜の花が散っていく。
春はもう終わりですが、スイートピーの季節です。
春は大好き!!!!

連休は嫌い
10日も連休があっても、おカネがないしあちこち混雑してるだろうな、
と思うと憂鬱になります。
連休になるように皇太子がはからったのだという説も聞きましたが、
飛び休でいいから、混雑しない日にしてほしかった……。
連休の予定としては、山口・鳥取・島根の日帰り旅行。
ミッションも実行するつもりなんですが、それでも余るよねー。
仙石公園という、石ばかり集めている公園があるそうで
親戚がそこでボランティアガイドをやっております。
連れていってもらおうかな。

2019/04/18、メディアプレイヤーをゲット
ラジオを台所で聴きたかったので、夫に頼んでメディアプレイヤーをゲット。
毎日料理を作りつつ、楽しくラジオを聴いてます。
そのうちAMもFMになるそうな。
パソコンでラジオを予約録音しているので、設定し直さねばなりません。
面倒くさー。

2019/04/21 備北丘陵公園へ行きました。
ネ友の実家がここから2㎞なのだそうです。
環境がいいから、空気も美味しい。
久地でごぼう天うどんを食べました。

平成最後の反省記
ちっとも文章が上達した気がしませんが、
観察力は少しずつ、ついてきたような気がします。
60を超えても好奇心おうせいなパソコンボランティア仲間を見ていると、
負けてはいられないなと思います。
新しい時代の目標としては、
せめて児童小説を1本、仕上げたいということ。
ことしに入ってから、星新一賞へのアプローチを開始しています。
話に余計なモノが混じっているので、これをいかにして取るかを考え中。
令和はどんな時代になるでしょう。
歴史を振り返って、「昭和は戦争の時代、平成は災害の時代、
令和は飢饉の時代」 なんて言われたりしてね。
格差社会が広がっていってます。
活力の無い世界にならないよう、お願いしたいところです。

いだてん #15

なにかに夢中になれる。それは幸せなことなのでしょうか。
少なくとも、今回の四三を見る限りでは、とてもそうは思えません。
いだてん #15です。
いきなり、お見合い話になり、とまどう四三くんに、
池部の姑は、スヤのために四三を婿養子にとりたい、
と言い出します。
一人息子を失って、虚脱していたとき。
ひとりで実家で鍋を洗っていたスヤに、
生きる希望を見いだしたらしい。
姑さん、スヤでなきゃやだって言うんですね。
スヤも、姑を慕ってます。
いい関係だ。でも、四三は家庭におさまるタイプじゃなかった。
その頭にあるのは、ひたすら、「オリンピック」 のみでした。
スヤも四三も、不幸ですよね……。

その一方で、落語 『付け馬』 で笑わせようと必死の美濃部くん。
ちっともウケなくて、些細なことから師匠とケンカ、
破門されてしまいます。
この人も、とりつかれて不幸になってるのです。
うまくなりたい、ひとを笑わせたい。
ウケない芸人なんて存在意義はない。
そのイライラを人にぶつけてしまう。
幼い、というのか、直情的というのか。
純粋に、芸にあこがれて、手が届かない人。
なんだか、放っておけないタイプ。

どんな酷暑でも耐えうる体をつくる。
そのために、海辺でひたすら練習にはげむ四三。
結婚のことも嘉納先生たちに言えず、
そのまま、破談にしようとまで決意します。
退路を断つ、というわけです。
昔から、日本人って根性論が好きですね。
平成になっても、根性論を口にする企業や有名人があったりしますし。
胸アツになる気持ちはわたしも充分判る。
バカになるのも、勇気が要ります。
がむしゃらになれたとき。
人はなにかをつかむのかもしれません。

就活新ルール 実効性なし?

2019年3月27日の朝日新聞です。
2021年春入社組となるいまの大学2年生を対象とした
就職活動の新ルールが固まり、
政府が26日、企業に守るよう呼びかけをはじめた。
ただ、スケジュールは今と変わらず罰則もない。
ルールの形骸化が進む現状は変わらないとみられ、
活動時期の目安としての役割にとどまりそうだ。

と、書いてありました。
罰則がないのにルールを守らせよう、というのはおかしな話です。
なにかメリットがあるのなら別ですが、ルールを守ったところで
いい人材が来るとは限らないわけです。
実際、この朝日新聞にも、
政府ルールについて、現2年生の男性(20)は、
「今も守られていないので、なにも変わらないと思っている」
と厳しい意見。

それにしても、なんで新卒ばかり採りたがるんでしょうね。
社風に合わせやすい、というのが理屈ですが、
働き方改革で、社風も変えていかねばならない時期のはず。
古式蒼然としたやり方で、今後の早い時代の流れに
ついていけるのかと心配になります。

それに、企業は失敗を恐れてるから。
手堅い新人を狙うのかもしれない。
わたしのように、仕事から離れて何十年のひとを
雇う余裕なんてないんだろうな。

新ルールが目安にしかならないんだったら、やってもムダじゃん。
こんな政府に税金を払わねばならないとは、
情けなくてなみだが出てくる。
しがらみから抜けて、ほんとうに国民のための施政をしてください。

ウナギ、トラフグ、チョウザメの共通点

2019年3月27日の中国新聞コラム『天風録』より。
ウナギとトラフグとチョウザメの共通点はなんでしょう?
チョウザメっていうのは、卵が三大珍味のキャビアになります。
どれも高級食材ばかりですが、答えは……

どれも廃校のプールで養殖されたもの!

高知県の元小学校は、昨年春、水族館としてよみがえったそうで、
プールには地元の海で網にかかったウミガメやサメが悠然と泳いでいるそうです。
意外な使われ方。

大水のあと、国宝級のオオサンショウウオが現れ、
「持って帰って」と川上の町に泣きついた話もあったそうです。
かなり笑った。
東広島では 『宝』 とし、見学もOK。
楽しみだと著者は書いてありました。

廃校のプールで生態系を気遣い、生物多様性を守れるかと
危惧する著者。
こころが優しいんでしょうね。
世界には、ムダなものはなにもない、という人もいます。
厳しい環境にいる人々にとって、病や飢餓は必要ありません。
だから、ユネスコに3,000円ほど寄付していますが、
最近、おカネがないのです。
早く内乱やテロがなくなり、貧困が撲滅されるといいんですが。

ブログをワードプレスにしました ほか

世間の趨勢がhttpsだということで、わたしもHPを信頼できるサイトhttpsにアップグレード。
その際、ブログもついでにhttpsに変えようとしたんですが、

ムリだったので、
ワードプレスでブログを作り、ホームページにリンクさせました。
13,14日の2日がかりでした(モバイル版も作ったので)

最初はHPを運営しているさくらネットの「スタンダード版」でしかワードプレスをゲットできない、という情報に、「それはこまるー」
いまの ライト版、ランニングコストがとっても安くておすすめなんですが、
スタンダード版になったら、財布に直撃です……。
そこで、夫がいろいろ調べて、裏技でワードプレスをダウンロード。
うちのHPにリンクさせました。
いまあるのは、日々の事柄とおすすめ創作のブログだけですが、
追々、増やしていくかもしれません。

技術はあるんだが、あんまりそればっかやってるとノイローゼになるんでね……。
以前、夫の所へ、SOHOの依頼がテレビ局から来たらしいんだが、夫は断ってました。
趣味の範囲なら楽しく出来るが、仕事となったら大変だもんねえ。

いま、パソコンボランティアでも、あらたに仕事が来ているので
これをどうやって断ろうか考え中。
ボランティアをやっている間は、間違いなくまた仕事が来るだろうから、
そろそろ、ボランティアを卒業しようかな? と思ったり。
だいたい、リーダーたちと比べて、スキルがぜんぜん低いから、
なんの役にも立ってないんだよねー。
時間ばっかり取ってるのが苦痛なんですよ。
創作の勉強をしたいんです!!!!

毎日がむなしく過ぎ去ってしまう……。
はやく一人前になりたいわたしなのです。

にわか仕込み 授業どうなる

中国新聞(2019年3月27日)で、小学校の英語教育が義務化されたものの、
大半の教員が『無免許』状態だと報じております。

英語指導の経験がとぼしい教員たち。
タブレットからネイティブの発音が聞けるように、教科書にQRコードが書いてある、
という報道も、NHKでやっていた気もします。
東京芸大の人は、
「子どもたちが音声を聞き、その意味を想像しながら少しずつ話せるようにするのが
小学校英語。音声や対話が重要で、
教科書はその活動に寄り添うものだ」
としているそうです。

しかし文科省の思惑とは別に、現場は大混乱。
「単語をしっかり身につけさせろ」
というわけで、小学生が飽きてしまって意欲を失う、という現状も。
そりゃそうだわ。単語をくり返すだけじゃねえ。授業に創意工夫が必要ですな。

外国ではこういう文化だ、

みたいな教え方をするといいかもね。
神さま中心のキリスト教圏との違いとか、
日本人であることの意義とか、
教えることはいろいろありそうだ。

国語を教えるってコトは、文化を教えることだと思う。
これからの時代に必要だから英語を教える、というのなら、
日本の文化と比較することまでやってほしい。
そのためには、伝統や歴史をしっかり話して聞かせるのも、
ひとつの方法だとわたしは思うのだが、
みなさんはどう思いますか。

備北丘陵公園、チューリップが見頃です!!!!

いま、26万8千本チューリップが咲いています。
ブラスバンドが演奏の準備をしていました。

さとやま屋敷でお茶を飲みました(ひとり300円)。
表千家の流儀でもてなされました。


高価(たか)そうな着物姿のおばちゃんが数人、
入れ替わり立ち替わり、抹茶を差し出します。


おまんじゅうもおいしかったし、
抹茶もちょっと苦みがちょうど良かった。


お茶を入れている物体(写真)
が、電気で茶を点てていました。
「最近のお茶って、進んでる」
夫が感心しています。

端午の節句が近いですね。

 

ひばごんの姿も見えます。

帰宅途中の久地でごぼう天うどんを食べました。

 

いだてん #14

いだてん #14です。
報われない努力。あきらめない四三は、
50年は遅れている日本の現状を知りながら、
「4年後のベルリン・オリンピックに行きたい!」と。
この執念、このねばり。
好きなことに必死になれるって、ひとつの才能です。
言い換えれば、狂気と言っても過言ではない。

一方、美濃部くんは結核の師匠から
旅に出るように言われます。
「見捨てられた」
絶望に駆られるかれを、同僚が、
「滅多に褒めない人が、あんたを認めたんだ」
かわいい子には旅をさせろと言います。
あんたには、フラがある。
しきりにそういう師匠。
フラとはなにか、説明しようとしたちょうどその時、
汽車がとおりかかってその声をかき消してしまいます。
美濃部くんは中途半端に放り出されてぼーぜんです。
わたしも、かなり不完全燃焼でした。

この話の基調に流れる、「死」 のイメージは、
安仁子の夫、ラザロといった登場人物たちに
影を落としています。
死が身近だったからこそ、必死になれたのでしょうか。
四三さんは負けを認めたくなくて、悔しい思いを口ごもりますが、
「失敗から学べ!」 と声が飛んできます。
いまの日本も、経済的な失敗から学んで欲しいです。
技術はあるのに、アメリカに追い越されちゃった感、モロにある。

三島くんは、強いアメリカに学びに行くと気炎を吐きます。
そして美濃部くんも、浜松へと旅立ちます。
四三くんは熊本へ。
三人は旅になにを学ぶでしょうか。
スヤちゃんが出てきたけど、どうなることやら。

今さらチキンラーメン逸話 第3話(2/2)

朝日新聞2019年3月26日より。

(引用開始)
日本発では、インスタントラーメンのほか、トヨタ生産方式があります。参加者の意
欲を引き出して作業を絶えず見直す「カイゼン」は、今も自動車産業だけでなく、サー
ビス業や、特に英米圏での政府の仕事の仕方にも影響を与え、人類の歴史に残る貢献を
していると思います。
(引用終わり)

と、西口敏広さんは評価しています。
カイゼンは、細かい修正はいいんだけど、根本的解決となると弱い、という話も
聞いたことがあります。
トヨタ式がすべていいとは、わたしには思えない。
だいたい、雇用は必要な時にだけという発想が発達していった結果、
日本の格差社会が生まれたんじゃないかとわたしは疑ってるんですけどね。

(引用開始)
安藤さんから学ぶべきは、気づいたら実行に移し、失敗し
ても何度でも成功するまでやり直すことだと思います。
(引用終わり)

周りから逸脱しにくい日本の職場風土を、根本から変えましょうってことです。
カイゼンじゃ、難しいってことが、ここで露呈しています。
失敗してもなんどでもやり直せる時代じゃないんです。
ゆとりの時代は終わったんです。
貧すれば鈍す。
いまの日本って、そういうところ、ありませんかね。
チキンラーメンで有頂天になるより、
誤りを指摘されてもおおらかに許す気概がなきゃねえ。
正鵠を得た人間をさらして、「非常識」と評するのは、
卑怯者だとわたしは思うんだけど、どうなんだろう。
というわけで、チキンラーメン逸話は、これでおしまい。

今さらチキンラーメン逸話 第3話(1/2)

3月26日の朝日新聞のコラムで、チキンラーメン逸話が載ってました。
シリーズでお送りします。
今回のチキンラーメン逸話、第3話でとりあえずおしまいなのですが、
最後にイノベーションという切り口でこの発明品について
語っている方の話をします(前後編に分けます)。
西口敏広(としひろ)さん、武蔵大学客員教授。専門は組織間関係論、だって。
彼の言うには、
(2019年3月26日朝日新聞より 引用開始)
インスタントラーメンは、大成功したイノベーションの一つです。即席麺を作る加工
技術の発明よりも「安くて簡単ですぐ食べられる」という、それまで気づかれていなかっ
た広大なマーケットを開発した意味が大きいと思います。
世界への広がりやその速さは、生み出した安藤百福さん
が思っていた以上だったのではないでしょうか。
(中略)
(戦後すぐから1960年はじめは)軍国主義や全体主義で
押さえつけられてきた様々な能力が、産業だけでな
く、文芸や映画などの芸術でも一気に花開いた時期です。
国内外で市場が急拡大していたので、発明がニーズに合え
ば、ものすごくもうかる時代でもありました。
(引用終わり)

いわゆる、高度成長期の話ですね。
とにかくがむしゃらな時代だった昭和30年代から40年代。
戦後はおわった、というわけで、いろんな商品が巷を席巻しました。
「おかあさんはやすめ」
という、晩ごはんの用意もいろいろバリエーションが出てきた時代です
(ちなみに おかあさんはやすめとは、
お……オムライス
か……カレーライス
あ……アイスクリーム
さん…サンドイッチ
や……焼きそば
す……スパゲッティ
め……目玉焼き(麺類)
のことで、母親が比較的作りやすいメニューのことです)。

チキンラーメンも、この時代に合った商品。
主婦が大歓迎したのはいうまでもないのですが、
最初はまったく、売れなかったのは
『まんぷく』 でも放送されていました。
次回、日本のイノベーションの影響力と、今後の問題点を
かいつまんでお話ししますね。