『ハイスコア:ゲーム黄金期』#03まで

『ハイスコア:ゲーム黄金期』#03まで完見しました。
これはネトフリで配信されているドキュメンタリー番組で、
アメリカのゲーム事情がわかります。

アメリカでのゲームの始まりは
ゲーセンでの『アーケードゲーム』だったようで、
インベーダーゲームとか
アタリ社のシューティングゲームなんかが人気を博していたようですが

MITでは、大陸弾道ミサイルを迎撃するリアル系の
コンピュータゲームが流行っていたらしい。

しかし、アタリ社は、質より量を重視。
売れるからって、むちゃな納期で
ソフトROMを作ります。
それが、『E.T』。
登録商標を持つスピルバーグさんがOKを出したけど

これがまた、めちゃなクソゲーだったので
アタリ社は、それをきっかけに
それまでイケイケだったのが
どん底になりました。

低迷するアーケードゲームを復帰させたのが
ニンテンドーの『ドンキーコング』。
これにはマリオも登場します。
しかしこのドンキーコング、
登録商標(キングコング)を持つユニバーサルに
「盗作だ」と訴えられてしまいます。

共通点がほとんどない、と製作者側は主張。
弁護士カービーがなんとかニンテンドーの勝訴に持ち込みました。

それに感謝して、ニンテンドーは
『星のカービー』というゲームを作ります。

同時にニンテンドーは、家でもゲームの出来る
ファミコンを作ります。
アメリカのファミコンは、日本のよりも
ずっとシブい感じです。

別の会社になりますが、
ゲーム製作者たちは、それだけで満足しませんでした。
『ダンジョンズ&ドラゴンズ』のGMをしていた人が、
それをヒントにコンピュータゲームとしての
RPGを作ります。

そして時代は、単なるシューティングゲームではなく
ストーリー性のあるゲームへと移っていくのでした。

このシリーズは、まだまだ続きますが
80年代と言えば、わたしが20代の頃で
うまく市場を観察していれば
わたしもゲーム開発者になれたかも……

なんて思ったものでした。
いまはコードを見るだけでうんざりです。

AIで犬とコミュニケーション?

ネトフリで、『the future of』
という20分程度のドキュメンタリーがあります。
2022/06/26、10年後にはAIで
犬とコミュニケーションができるようになる……
かもしれない、という話題を見ました。

その番組によると、いま、現在、
スマホでいろんな犬の動画を撮ってクラウドにあげ、
そのデータを使って、犬の言葉を知ろうとする
研究が続いているそうです。

10年後には、犬の言葉がAIで判るようになると言うんですが、
いまでも大雑把な言葉はわかるということで、
たとえば、犬がボタンを押して
「遊んで」とか「散歩させて」
という意思表示をするマシンもあるそうな。

それが10年後には、もっと細かく判ると言います。
さらに遠い未来には、犬にも判りやすい匂い成分(フェロモン)で
たとえば、リラックスさせて郵便屋さんを怖がらなくていい、と
飼い主が意思表示したり、
その場にいなくても飼い主のフェロモンを機器から出して
掃除機(ルンバ)におびえる飼い犬をなだめる、とか

いろんなことが、考えられているそうです。

わたしの親戚や知りあい(ネ友)に、犬好きがいるので、
このニュースを聞いたら、どう思うのだろう、と
興味が出てきました。

機械を頼んで、犬の言葉がわかるなんて
不自然だ、という意見もあると思いますし

もっと色んなコミュニケーションが出来るなら
機械を頼むのもアリか、という意見もあるでしょう。

この研究は、羊やイルカにも応用されつつあるそうで
近い将来、人間に近い動物の言葉が
すべて判る日も来るかも知れません。

動物が喋れる=人間に近いとなったら、もっと動物を
大切にするだろう、という希望的な意見も
この番組で紹介されていました。

アメリカ人のことだから、
自分の都合のいい動物の言葉しか
研究しないんだろうという
気もするなあ。
豚とか牛とかの言葉がわかったら
屠殺なんてできなくなるもんね。

大豆肉が一般的になったりして……。
自然環境のためには、それもありか。

『大草原の小さな家』ネリー大変身!

『大草原の小さな家』のネリーの話です。ネタバレです。

レストランを母から任せられ、経営することになった
ネリーですが、本人まるでヤル気なし。
ネリーは、一生独身でいるつもりらしい。

レストランに来る客に毒づいたり、
ひどい料理を出したり
宿泊施設はゴミだらけ、という状態に
「ネリーの店」というレストランは
赤字続き(そりゃそうだ)。

思いあまって、ミセス・オルソンが
都会から、経営コンサルタントの男(パーシバル)
を連れてきて、
ネリーの教育をさせます。

ネリーは大反発。
パーシバルは、ネリーよりずっと背が低いし
パッとしない男なんです。
そんな彼でも、仕事なので
ネリーに一生懸命、料理を教えます。

ローラのおかーさん(キャロライン)から教わればいいんですが
なにしろあのじゃじゃ馬っぷりだから
おかーさんでも手に負えない。

ひどいありさまに、パーシバルはとうとう、
「店の名前をキャロラインの店にして
売り上げの半分をおかーさんに渡せ」
と言い出したりして
オルソンのおかーさん、貧血を起こしそうなほど
怒りまくってました(まあ、気持ちはわかる)。

こうしてネリーは、キャロラインと
パーシバルの両方から料理を教わったり
店の経営法を教わったりするんですが

ネリーはヤル気がないんで、
卵の黄身と白身の分け方を教えるパーシバルに、
「ショートケーキってどうしてショートっていうの?
そういえばあんたもショート(チビ)ね」
などと、意地悪なことを言って困らせます。

遂にキレたパーシバル、
それまで使っていた卵の溶き汁を
卵の殻ごとネリーに
頭からかぶせて、
「美人のくせに態度が悪い!」
と、仕事を放り出します。

ところがネリーは、その卵汁を頭から滴らせたまま、
「まあ、私が美人だって。ステキ……☆」
と、惚れてしまい

それ以来、意地悪ネリーを辞めてしまいました。
つまんない!

まあ、この番組では、
だれでも救いがあるのだということが
よくわかったストーリーでした。

DS9とわたし

DS9をネトフリで見ているんですが
最近、とみに疲れています。
政治問題とか、難しすぎるし
世界設定を聞かされるたびに
重厚すぎてついていけない(涙)

このあいだは、敵のカーデシア星人が
こちら側の連邦の保護するベイジョー人を
虐待するということで、
おなじ連邦どうしで
内政干渉するかしないか、
モメていました。

とにかく、このへんになってくると
陰険でジメジメしていて
複雑でたまんないんです。
この手の話は、わたしは好みじゃないな、と
頭の悪い自分がイヤになります。

好きな話もけっこうあるんですよ。
わたしは、とくにクワークが好きでしてね。
どうも見ていると、
エコノミックアニマルと呼ばれた日本人を連想し
自虐的な満足を感じます(こら)

クワークは、『カネ儲けの秘訣』という聖典を暗唱している
フェレンギ星人のひとりです。
アメリカ人の熱心なクリスチャンが
聖書を暗唱しているように、
クワークは、この『カネ儲けの秘訣』をことあるごとに
暗唱しては、ご満悦なんです。

その『カネ儲けの秘訣』というのがけっさくで、
自己中心的・ガメつくて利益中心。
カネさえあればじゅうぶん、というのが
その教えの根本にあるらしい。
いたたたた。

しかし、そんなフェレンギ星人でありながら
クワークは時に、利益を度外視して
DS9のために働きます。
口ではブツブツ文句を言うんですが
このあたりは、人情味があるキャラクターなんです。

姿かたちも醜いし
歯を剥き出しにして笑う姿は
日本人のえたいのしれない商売用の笑顔を
アメリカ人が見た印象そのもの、という感じで
西洋人の偏見を感じますが

それが正直に出るあたり、
アメリカ人もすなおでいいなと逆に思ったりもします。
わたしらも、すぐアメリカ人を見ると、
あなたはーかみをーしんじますかー
などと、そういう目で見ているからね。

とにかく、最近は面白くないDS9ですが
ときどき面白いので続きが楽しみです。
この作品が、7シーズンも続いたのは
むべなるかな。

『大草原の小さな家』の話、再び

「大草原の小さな家」、義母と見ています。
ほんっとネリーは意地悪です。
おかーさんのハリエットは、
まだちょっといいところがあって
可愛いな、と思えるんですが
ネリーは救いようがありません。

自分の血筋が王家とつながっていると自慢する。
ローラから秘密を打ち明けられたら
蓄音機に録音して
学校の授業で流す。

あんまり意地悪なので、
ローラも黙っていません。
最近では、レストランを経営しているネリーの
厨房に入り込んで、
シナモンチキンならぬ
トウガラシチキンを作って
食べさせ、スカッとしています。

意地悪なネリーをしているあの役者さんは、
ほんとはローラの姉、メアリー役をやりたかったんですが
オーディションで落ちまして
ネリー役に抜擢されました。

8シーズンもある「大草原の小さな家」で
キャラクターがブレてないネリーなので、
すっかり視聴者からも鼻つまみ者になり

ネリー役の人が道を歩いていたら
卵をぶつけられ、
「ローラの復讐よ!」
なんて叫ばれるシーンもあったとかなかったとか

それでもカノジョはめげてない。
この役をしたことを、後悔していないのです。
なにしろ、ずいぶんあとになって
なんとかいう賞をもらったりしてましたし。

コメディの素質もあるそうで
スタンダップコメディの名手として
お茶の間に登場している、ということを
風の便りに聞きました。

どちらにせよ、架空の話とは言え
これほどひどい性格の人は
なかなか、いないんですよ。
おとーさんのネル・オルソンさんも
持て余しています。

でも、ともすればホノボノだけの
毒にも薬にもならない作品ではなく
ピリリとした苦みもある
人生を思わせる深い作品として
「大草原の小さな家」が
成り立っているのは、

ネリーとハリエットがいるおかげだと思います。
ああいう人が苦労したり懲らしめられたりすると
やっぱり気分がすっきりしますね。

なかなか悪い人にガツンと出来ない庶民にとって
ネリーとハリエットは、ガス抜き的存在なのです。

大嫌いな登場人物

最近夕方、義母とみている洋ドラが
『大草原の小さな家』シリーズ。
時間があるときには1日2話づつ、
鑑賞しています。

現在第3シーズンに突入しているところ。
そして義母の大嫌いな登場人物は
オルソン母子です。

例の、雑貨屋を営んでいるハリエットさんと
その娘、ネリーですね。

とくにネリーが嫌いでしてね、
彼女の顔を見ると顔をしかめてにらんでいます。

そして、ドラマを観ながらつくづくと、
「あの雑貨店、なにを売ってるのかしら?
ローラのお母さんが、よく、卵を売りに来るけど
その卵をそこで売ってるの、見たことない」

わたしは、考えに沈みます。
「卵を売るシーンがないのは、ドラマとは関係ないからだと思うよ。
キャンディは、ネリーきょうだいがよく盗み食いしてるよね。
こないだハリエットさんがローラのお母さんに
仕立て用の生地を売ってた。
本もあるし、そう言えば石版とか鉛筆とかもあるね」

義母は、さらにじっと見つめます。
「オルソンのお父さんが、ランプのホヤを掃除してたから、
ランプも売ってるんだろうね。
このあいだは、蓄音機も売ってた。
なんか雑貨屋というより
なんでも屋ってかんじ」

画面に映るちいさな雑貨店の内部を、
くまなく観察しまくる義母。
こういうどーでもいいことを気にするところが、
義母の義母たるゆえんです(笑)

考えてみるとこのドラマ、細かいところまでよく出来ていて、
登場人物に矛盾がなく、行動にも根拠があって
だいたいハッピーエンド。
さすが名作と呼ばれるドラマ。
義母は、このシリーズをものすごく
気に入ってます。

このほのぼのドラマに
スパイスを加えているのが、オルソン母子。
この母子が出てこないと、義母もわたしも物足りない(汗)
ふたりとも、次にネリーがどんな意地悪をして
ローラを困らせたり泣かせたりするのか、
興味があるのだよ(こら)

いい人ばかりだとつまんないよね。
サザエさんにはカツオくんが、
ちびまる子ちゃんには永沢くんが
必須のキャラクターであるように。
光には闇が必要です。

 

TBSドラマ『日本沈没』雑感 その1

2022/03/02からネトフリで、TBSドラマ
『日本沈没』シリーズを見ています。
ストーリーは、資源のない日本が
環境にやさしい資源を海底から掘ったら、
それが海底プレートを破壊して
関東沈没の危機に立たされる、ということに。

#01は説明が多く、ハードSFにありがちな
舞台設定ばかり先走っていて、
かなりげんなりしましたが、
途中から、主人公の天海さんの魅力にひかれて
見るようになりました。
天才博士の田所さんは、文字通り天災でした(笑)

まだシリーズは完見してませんが
田所さん役が、『半沢直樹』の嫌味な上司役をやっていた
香川照之さんでしてね。
髪型と服装が違う、しゃべり方、目つきまで違ってる。
役者ってすげーと感心しました。

主役の天海啓示をやっている
小栗旬もノリノリでしたし、
このドラマ、とっても見応えがあって
SF好きのわたしには、もろ、ツボでした!

原作は、言うまでもなく小松左京の
『日本沈没』。
小松さんの、政界への調査力とか
力関係の描写とか、SF以外の部分も
しっかりドラマに反映されていまして
この話はほんとうに良質です。
気に入りました。

ところで、『日本沈没』がベストセラーになったことで
地球物理学が注目を集め
地震予知のための予算が組まれるようになった、
という点で、
この小説は日本において、
フランスの小説『レ・ミゼラブル』に匹敵する影響力を
及ぼしたと言えます。

日本が沈没したらどうなるかというマジな議論まで
政界であったらしいって話も聞いてますから、
小松左京の筆力は、たいしたものです!

しかしまあ、いまはSFの時代じゃないからな。
わたしのツボにはハマってますし
こういうハードなSF、今後も出て欲しいけど。

たとえば、宇宙ステーションでの暮らしはどうなるのか、とか
地球環境を正常化するために、人はどう行動するべきかとか。

大きな話ってわりと好きなのね。
自分が関われないから特に(笑)
わたしのエッセイ日記は等身大なのが身上です。

要するに、つまんない日常ばかり書いてる。
お目汚し、すみません><

 

大草原の小さな家 #08 オルガの靴

大草原の小さな家 #08です。
(ストーリー:ネットから)
ローラとメアリーはネリーの誕生パーティに呼ばれます。ところがネリーの人形があまりに可愛いのでローラがそっと手を伸ばした時、ネリーがローラを突き飛ばしローラは足首をくじいてしまいます。オルガという足の悪い少女がそんなローラを慰めてくれました。2人はすっかり仲良しになります・・・
(以上、ネットより引用終わり)
(感想)
右足の長さが短くて、駆けっこも鬼ごっこもできないオルガ。
「こんなの不公平だわ!」
ローラの言葉に、お父さんも動かされてしまいます。

しかしオルガのお父さんは、
自分の娘がいじめられると思って、
新しいことにチャレンジするのを
ためらっています。
いまのまま、運命を受け容れている――
お父さんが言うのを、チャールズは、
神は挑戦する人を救うと反論します。

タイトルの『オルガの靴』とは、
チャールズの作った足の悪い人向け靴です。
右足だけ、底上げになってます。
オルガはうれしくてたまらない。
みんなといっしょに遊んでる。

しかしネリーは、そんなオルガが
ねたましくてたまらない。
「川遊びしよう」
と言いだします。川に入ったら、靴を脱がねばならないのです。
ローラは、オルガを案じて残ると言い出しますが
オルガは、いっしょに遊んでとローラに言います。
いじらしくて泣けてきます。

ネリーのことを悪く言うメアリーに、
かわいそうな人なんだというオルガ。
こころが満たされていないんだと。
この洞察に、メアリーは驚きます。

そうねえ。ネリーは確かに満たされてない。
モノはいっぱいもらってるけど
愛されてるとは思えない。
虚栄心の強いおかーさんの
自慢のタネにしかされてない感じ
するもんなー。

オルガのお父さんは、オルガのために必死でした。
チャールズも、それがわかるから、乱暴もゆるせる。
最後はお約束通り、めでたしめでたし。
このシリーズはステキな話が一杯です。

大草原の小さな家 #07

大草原の小さな家 #07
「おめでとうエミーおばさん」です。

(あらすじ:ネットより)
エミーとマディは共に80才の未亡人。8年間共に暮らしてきたマディが死んでエミーの生活は一層淋しいものになります。娘も息子もいるのですが一向に会いに来ません。死ねばみんな駆けつけるだろうけれど、死んでから来てもらったって意味がない。エミーはそう思い、ある計略を立てます・・・
(以上、ネットより引用終わり)
(感想)
どことなく、O.ヘンリーの短編を読んでいるような気持ちになりました。
『賢者の贈り物』とか『最後の一葉』とか『よみがえった改心』
とかの路線といっしょ。泣ける話です。
エミーの気持ちは、子どものないわたしにも
じーんと胸にきました。

一向に会いに来ない子ども。
だけど死ねば会いに来てくれる。
じゃあ、死んだことにしよう!
エミーの計略に、ドクターもチャールズも
「非常識」と大反対。

でも、説得されちゃうところが、
みんな優しいのよねー。
そのエミーのセリフも泣かせる。
子どもに会いたい気持ちがわからないのか、という趣旨のことば。
子を持つ親なら、だれでもわかる
この気持ち。

わたしは、父のことを思い出していました。
広島から実家まで遠いから、という理由で
一向に会わなかった父。
帰ってきて欲しいと言われつつも
笑い飛ばしていたあの頃。

それなら、家のことを放り出して
実家に帰ればよかったのか。
結婚してしまったということを
父は考えたことがなかったのかしら。
二つに引き裂かれるこの思い。
父よ、なぜ死んでしまったんだ。

エミーは、死んだフリをして
みんなをだました。
子どもたちは「なんの権利があってこんなことを」
と怒るけど

子どもに会う権利がある、というエミーの言葉には
みなさん絶句してしまいます。
わたしも胸を突かれました。
父とエミーは、似たところがある。
悲しみとなつかしみが同時に沸き起こりました。
次も見ます。

 

大草原の小さな家 #06 ローラの初恋

大草原の小さな家 #06です。
(ストーリー ネットから)
学校に新入生が来ました。ジョニー・ジョンソンという15才の少年です。ローラは投げ輪のうまいジョニーにひと目で憧れます。そして父さんと母さんはどんな恋愛をしたのだろうかとにわかに関心を持ちます。そして母さんが父さんをピクニックに誘い、そのとき互いに惹かれあったと聞くと……
(以上、ネットより引用終わり)

ローラの純粋さが胸を打ちます。
わたしは、合唱部の先生に初恋をしましたが
先生は、残酷にもそれを逆手に取って
ひどいことをしてくれたので、
いまだに恨んでます(笑)

両親の恋愛に関しては、ほんとに無関心でした。
母はガミガミ言っておさえつけてくるし
父は仕事ばかりで家庭のことは放りっぱなし。
まともに家族に向き合ってくれたことがないのです。
ローラのお父さん、いい人なのがうらやましいです。

お母さんが先生ということで、
娘への視線も、客観的なところがあるキャロライン。
かなり賢いこの母親が、ローラの先生と話をするシーンが
とてもよかったです。
ローラの先生って、いい人だなぁ。

ローラのお父さんは、バイオリンが得意です。
そして、子供たちはそのバイオリンのまわりで
ダンスをするのが大好き。
うちの母もピアノが大好きでしたが
子どものわたしたちは、母のそばにまつわりつくなんて
一切しなかったなあ。
おそろしくて(笑)

ある意味、強いキャラクターだった母と
キャロラインのしなやかさをくらべてみると、
母があんなでなかったら
わたしはもっと、いろいろなことを
体験できたんじゃないかと思います。

ローラは、メアリーより賢くないみたいに思ってるけど
そんなことはないと思う。
メアリーは、学校の先生向きの性格だけど
ローラは、もっと幅広い意味での賢さを持っている。

仲良きことは、うつくしきかな。