16日に再放送! ビデオ鑑賞会(下)

12日 25年広島エイト倶楽部上映会(下)

 

2025年10月29日に行った上映会。15分の休憩を挟んで4時間あまり鑑賞しました。

 

7)「バオバブは11.000キロ彼方からやってきた」土本誠治

オーストラリアに自生するバオバブが引っこ抜かれ、広島佐伯区植物園にやって来た顛末をビデオにおさめた貴重な公開記録。どうやってこの木を移植するという情報を手に入れたのかはナレーションがなかったので不明なのですが、バオバブは、『星の王子さま』(サン=テグジュペリ)にも出てくると紹介されていました。重さはなんと5トン。お相撲さんのように幹が太い。

バオバブの枝は、根っこのよう。 幹も全体が灰色で、ガサガサしている。 どちらが上で、どちらが下なのか。 11,000キロ旅をして、この木は、自分がどこにいるか分かっているのだろうか。 手のひらが、じっとりと湿った。

星の王子の灰色(はいいろ)の幹 根か枝か

異郷(いきょう)に来たるバオバブの木

 

アンケートの順位は2位。

 

8)「地御前神社の“馬飛ばし”」石井 巌

地御前神社は、5月末から6月中旬頃に行われる宮島管弦祭と関係のある神社で、管弦祭の際、宮島の神さまがここへやって来るので流鏑馬でお迎えする。

流鏑馬というと、馬を飛ばしながら矢を的に向けて放つので有名だが、地御前神社の馬は、走らなかった。 群衆に囲まれて、じっとしていた。 サラブレッドだという。 競馬場なら、この馬は風のように駆ける。 でも、ここでは、止まっている。 射手が、弓を引いた。 馬の耳が、ぴくりと動いた。

地御前は自宅から近い。

 


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