キンモクセイの香りにつつまれた住宅地の一軒家。そこが『蛍火』シリーズ作者久保田さんの家です。
玄関右側には藻の浮かぶ鉢の中には三匹のメダカ。左側では、身長15センチぐらいの豆だぬきが二匹、ニコニコ笑っていました。
玄関にはいるなり招き猫の置物。それも身長30センチぐらいはある赤くて太った猫。廊下の左側にリビングがあって、でんとテーブルが置かれ、その上に一人用のお盆がふたつ、並んでいる。
奥の緑色ソファには、髪の毛を思いっきり刈った感じの初老人。67歳、久保田修司さん。いまは年金生活。わたしの右には、化粧をバッチリした細めの保育士、久保田美和さん。いまは朝と夕だけのパートをしているそうです。年金だけじゃやっていけないもんね、という彼女の言葉に思わず強くうなずいたりして。
14時頃にお伺いしたんですが、手作り小松菜のケーキと豆乳入りコーヒーをいただきました。ケーキもコーヒーも美味かった。
インタビューの詳細内容は、noteに16日から書いているんですが、いちばん印象的なことだったのは、修司さんの夫への反応。
9月22日から10月6日まで、日本一周ツーリングしてきたよって話をしたら、めっちゃ身を乗り出してきて、「ぜひ、話を聞きたい!」
まあ、そんなに大した話はしないと思うけどね。北海道の納沙布岬から、南は九州佐多岬へ。ゲストハウスやユースホステルを駆使した旅です。その話は、多少、『趣味部屋』のほうに書いたけど、またここへ詳細を書きましょう。
ともあれ、久保田さんとは、仲良しになれそうです。『男はつらいよ』の山田洋次監督のコメントや、『夢千代日記』などで有名な吉永小百合さんの書もご紹介していただきました。
なにげに、コネ力がすごいなと思っちゃったよ(笑)
いま思い起こすと、インタビュー慣れしていないため、ツッコンでいろいろ聞いてなかったなあ、と反省しきり。また会う機会があったら、詳細を聞くのもアリかもしれない、と思ったりもしました。今度は11月19日に会えるらしい。楽しみです。
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