日本人にとって時間とは:
最後の審判と終末論ってなに?🤔
わたしたちにとって時間ってぐるぐる廻るものでしょ?
春夏秋冬、春になれば必ず桜は咲くもの。
だったら、なんで『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が流行ったのかな? って話です。その背景には、終末論が関係しているとわたしは見ています。
終末論とはなにか。
歴史に初めがあって、終わりがある、という考え方です。
聖書は創世記(はじめ)があり、旧約聖書(中)があり、イエス(転)があり、終末(この世の終わり)がある。
では、**『新装:日本人のための宗教原論』(古室直樹)**を一緒に読んでいきましょうね。
P47-48には、この世の終わり、つまり「最後の審判」について書かれていますね。いきなりですが、冒頭を読む限り、聖書やコーランといった啓典(神さまについて書かれた本)にだけ、終末論という考え方があるように読めるかもしれません。
でも、ちょっと待った! わたしが知る限りだと、ユダヤ教やキリスト教にすっごく影響を与えた**拝火教(ゾロアスター教)**にも、終末論の考え方があったはずなんです。ゾロアスター教には、「善と悪の戦い」や「終末論」があったって記憶がありますよ。
いろんな文化の時間の考え方🕰️
そういえば、北欧神話にも**「神々の黄昏(ラグナロク)」**っていう終末の概念がありましたよね(ニーベルンゲンの歌とかでもおなじみかな)。
わたしらにとって毎年春になれば桜🌸が咲き、秋には稲🌾が実って秋祭りがある。そんな風に、同じサイクルを繰り返していくのが日本の時間感覚なのかも。
だからこそ、わたしは**『バック・トゥ・ザ・フューチャー』**のシリーズが日本で大ヒットしたのが、実は不思議でならないんです。あれって、時間が直線的に流れるって考えないと理解しづらい作品ですもんね。
直線的だから、過去が変えられたりするんですね。
もしかしたら、コメディだったのがよかったのかなぁ?(笑)
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