ネット歴40周年記念#01 ネット事始め

序論

 

インターネットにサイトを立ちあげて今年でちょうど30周年。パソコン通信(1988年から)も含めたら、約40年経ちます。

 ところが残念なことに、何月何日にそれを始めたのか記録がない。すぐ辞めるつもりだったからですが、今日もアクセスがないのに続いています。

 

 そこで、なぜ40年も経つのに、ネットを続けているのか、その理由とサイトの目的、そして最終的な目標などを書いてみるのもいいだろうと、シリーズ化を思い立ちました。

 

本論:ネット事始めから裏切りまで~なのになぜ?

 

1)ことはじめ

 

 インターネットが1995年に公開される前は、パソコン通信がわたしにとってはネットでした。1988年です。その頃のネット民たちというのは、いわゆる「変わり種」が多くて、個性的な面々が多かった。匿名でやりとりするネット文化は、このパソコン通信から始まっています。実名でネットをすると、あとあと困ることが多いというのが匿名性をとる理由でした。実際には、筒井康隆が言うには、実名でもひどい人もいるとか……。

 

 パソコン通信をはじめたきっかけは、わたしの身の回りに広島人の友だちがいなかったことでした。大阪や名古屋には、リアル友がたくさんいたのですが、広島は夫の実家です。結婚したあと彼と一緒に広島に越してきたのはいいけど、近所は知らないオバサンばかり。

 

 どうせ知らない人ばかりなら、パソコンを通して友だちを作ってみよう。

 わたしはIT技術者でもありました。上司のパワハラで病んで、再就職は難しい。

 ということで、地元のネット網にアカウントを作り、まずは興味のあった、映画サイトにおじゃましました。そこでRさんとIさんという、映画通の男性と知りあい、『バック・トッゥ・ザ・フューチャー』のオタクなクイズを出し合って喜んでおりました。

 

 ネットになれてきた頃、大手パソコン通信会社にも登録。そこで海外ドラマチャンネルをたちあげました。ほかに会長に立候補しなかったので、会長になりました。同時に、SF小説家光瀬龍の弟子という人のコミュニティにも参加、無料で添削してくれるという話にウキウキしておりました。

 まさか、のちにあんなことになるとは、思いも寄らぬことでした。


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