だってにゃんだもん! 2009年十二月分
二〇〇九年十二月一日 クリスマスに観たい映画といえば?

 もうじきクリスマス。贈り物やイベントがいっぱいある日です。今度の十九日にわたしもアルパークで合唱の発表会があります。そのため練習の毎日です。
そんなわたしがクリスマスに観たい映画と言えば、と言われたら、きっとディズニーの「スクルージ」かなあ、と思います。ご存知、ディッケンズの「クリスマス・キャロル」が元ネタのお話。知ってると思うけど、ざっとあらすじを説明しますと。

 けちんぼで守銭奴のスクルージは、今日も借金取り立てに忙しい。雇っている男に、ひどいことを言ったりしている。そんな中、一緒に働いていたマーフィという男が現れ、このままでは自分と同じように地獄でひどい目にあう。過去の亡霊、現在の亡霊、未来の亡霊がやってくるから、その亡霊とともに旅をして、心を入れ替えろ、と言う。そしてスクルージは過去の亡霊、現在の亡霊、未来の亡霊と出会い、自分の人生を見つめ直し、厳しい借金取り立ての生活をやめにする。

 前から思ってたけどこの話、時間旅行の話なんですよね。
近い自分の過去へさかのぼって、自分を見つめ直したり、未来へ行って自分の行き末を見つめたり。
ちょっとばかり、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」っぽい。
あの話も、自分の両親の過去へさかのぼって、主人公が自分や父親を見つめ直すお話でした。
ディケンズは、SF作家だったのか(笑)

 そういえば、ディケンズは、「アーサー王宮殿のコネチカットヤンキー」という、やっぱり時間SFものを書いてます。
この話は、主人公が頭にトンカチだったかな、なんか重いものをぶつけられて、その衝撃でアメリカはコネチカット州から、いきなりアーサー王宮殿にタイムスリップしちゃうんです。
そこで主人公は、魔法使いとあがめられます(笑)
敵と対決するときなんか、兜の下に葉巻をくわえて火をつけて、煙を吹き出し、
「ドラゴンだぞ~」(西洋の竜で、火を噴きます)とやっちゃうというおちゃめな性格のお方です。
アーサー王が頼りにするのをねたんだ魔術師マーリンに、現代にむりやり戻されちゃう話だった記憶があるんだけど、どうだったんだろう。

 文豪と言われてるけど、ディケンズってほんとに頭の柔らかな人だったんだなと想います。なんだか外国人のこういうテイスト、好きですわ。

クリスマスに時間旅行の話もいいじゃないですか。そんな話書いてみたいな。


 


二〇〇九年十二月二日 お鍋とすき焼き、どっちが好き?
お鍋の季節。おでんにシチューにすき焼き、いろいろありますが、あなたはお鍋とすき焼き、どっちが好きですか?

 わたしはお鍋かなあ。すき焼きは、高くつくからあまり好きじゃないんですよ。
でも、外国人はすき焼き好きですよねえ。あの坂本九の「上を向いて歩こう」だって、アメリカでは「スキヤキ・ソング」という名前で売られてますから。

 たしかアメリカからやってきた英語教師で、タレントになった男の人が、日本人の家族に招かれ、すき焼きを初めて食べて、生卵をつけて食べるのが気色悪くて、
「こっそりつけてるふりをして」
卵はつけずに肉だけ食べてたそうです。
外国の人は、卵を生で食べる風習は、あまりないようです。

すき焼きも、関東と関西とでは違う味付けですが、わたしはどっちもほとんど食べません。牛肉、たかいもーん!
そりゃ安いところへ行けばすき焼きにするくらい、たくさん買えるんでしょうけど、肉をたくさん食べると太るしね……。
そんなわけで。
うちはほとんど白菜鍋です。

 この白菜鍋は、テレビに出ていた作家の人が作っていたのを、義母がチェックを入れて毎年冬になると作ってます。
作り方は簡単。
白菜を鍋の深さに切って、豚バラ肉とサンドイッチにして鍋に並べ、最後に焼酎を入れて蒸し煮にするだけ。
あとはポン酢で食べます。

 たくさん野菜も食べられるし、あっさりしているので、我が家の定番お鍋です。
最近は、「ためしてガッテン!」のポパイ鍋もいいなあ、とみんなで言ってます。
でも、ポパイ鍋にするほうれん草が高いので、なかなか手が出ません。

 ほかに、以前は鍋だったけど、煮物になっちゃった料理もあります。
肉団子の中華煮です。
白ネギをみじんに切って、挽肉三百グラムとしょうがとまぜて、中華だしとしょうゆとちんげん菜の茎のところと一緒に煮ます。
熱々を食べるとおいしいんですが、鍋に肉団子は合わない気がして、煮物としてみんなに出してます。

きのこの鍋もあるけど、きのこは高い。なので我が家は白菜鍋ばかり食べてます。


 


二〇〇九年十二月三日 iPhone,使ったことある?

 新しい物が出てもちっとも食指が動かない。携帯電話は四年も経つのに買い換えてません。パソコンも、新しいオンラインゲームがやりたくて買い替えたけど、夫が仕事を変えたので遊んでる余裕がなくなりました。買いたいと思っていたDSLiteも去年買えたので、もうなにも買いたい物がありません。あえて言うなら、本を買いたいかな……。

 そんなわたしでも、 iPhoneはちょっと興味を持ったことがあります。みんな使いよいって言ってるけど、ほんとうなのかな? そもそも、iPhoneってなんだろう。

 ネットで検索しても、マッキントッシュの最新型の携帯電話だということがわかるだけ。
知り合いには買ってる人がいないし。
話に聞くだけで実物を見てないんだったら、蜃気楼と同じだなと思ってます。

 この携帯で検索できる、ヘルシーレシピがある、という話も聞きました。
ビデオが編集できたり、使い出したらやめられなくなるアプリというソフトもあるそうです。
うーん。
やめられなくなるのはちょっと、困るかも。

 iPhoneだけでなく、普通の携帯電話も、だいぶ中毒性があるようなので、警戒気味です。
メール交換を車の中で運転しつつやってる人もいるし……。
携帯電話しながら、ベビーカーしてる人もいるし……。気持ちはわかるけどね。
わたしもiPhoneでビデオ編集なんかやりだしたら、止まらなくなったりして(笑)

 それに、美しいらしいですよね、iPhone。
そのセンスがあるだけでもすごいと思います。
マッキントッシュのパソコンは高いけど、ウィンドーズよりずっと心が和むアイコンとか作ってくれるんです。
ほんとはマッキントッシュのファンだけど、高いので買えないので仕方なくウィンドーズを使ってます。
iPhoneも、廉価版が出るかな。
まねっ子が出てきそう。
出てきたら、それを買おう。
薬でも、わたしはジェネリックを買ってるんだし。
別にいいよね……。

 コピー商品が氾濫するようになる日本という土地。
安くなるならコピーも許すぞ! 違法コピーはダメだけど!


 


二〇〇九年十二月四日 あなたが抱きしめたいものは?
ビートルズの「抱きしめたい」という曲が、かかっていました。
あなたの抱きしめたいものって、なんですか?

 若い頃は――まだ恋をしたてのホヤホヤだったころには、彼氏(のちの夫)のために、一生懸命オーディオレターを作ってました。 
カセットテープを再生しつつ、BGMに「ロックバルーンは99」をかけたりして、若かったなあ。
話のネタが尽きてくると、わたしの過去の話になったりしました。
別にたいした過去ではありませんが、キリスト教で育ってると、いろいろと人とは違う視線というものが存在するらしく、夫は自分の実家に帰るたびに、オーディオレターを所望しました。

 今でもどこか、家の隅の方に、オーディオレターのテープが残っているはずです。
幸せなひととき。
何も知らず、夢だけがあった時代。
夫を抱きしめたかった、あの頃。

 いまじゃ抱きしめるどころじゃありません。
作ってる食事のお米が残り、それを集めて残り飯を食べさせたら、
「毎日仕事をして帰ってきてるんだから、毎日ちゃんとした炊きたてのご飯が食べたい!」
とわがままなことを言ったりします。
だって、ご飯が残るのは仕方ないじゃないの……。
わたしらだって、毎日昼には残ったご飯を食べてるのよ。
とても間に合わないから、食べてもらってるんじゃないの!
おかずは作りたてだから、かまわないでしょっ! 

 と思っても、仕事をしてお金を稼いでいる人の言うことは、聞かなくちゃいけないのでありました。
もうっ。
わがままっ!

 夜になり、わたしが甘えて「すりすりすりー」と頬を彼女の胸に当てたりすると、
「息子に甘えなさい」
と言う義母もいたりして、抱きしめたい対象なのに、片思いなんです。

 抱きしめたい、と思ってベッドで待ちかまえ、
「ハーレムよん♪」とやっても、
「今日はごめんよ。ちゃんと残りご飯も食べるから」と夫。
あーん。女の欲求は、今日も満たされないのでありますです!


 


二〇〇九年十二月五日 毎回録画している番組
最近ハマってる番組があって、それが「仁 ――JIN――」というテレビドラマ。
幕末末期の江戸にタイムスリップした脳外科医の南方仁が、彼の知っている医療技術で江戸の人々を助ける話なんですが……。
これが毎回、おもしろいんですよ。

 先日は、江戸末期に活躍した、緒方洪庵というお医者さんのお話でした。
緒方洪庵は、種痘の治療を江戸の人々に施したので有名な方です。
彼は、仁がペニシリンを作ったのを見て、師と仰ぎ、いろいろ助力をします。
しかし、彼は労咳にかかり、死のうとしています。

 彼は仁に言います。
「医は、どこに通じると思いますか」
仁がとまどっていると、
「医は、たいらな世の中に通じると思います」
と、彼は言うのです。
つまり、いま、江戸には、侍から百姓まで、身分制度があるけれど、医療には差別も区別もない。いい世の中を作っていけるんだ、というんですね。

わたし、それを聞きながら、国境なき医師団、という言葉を考えてました。
その関連の記事には、こんなことが書かれています。
(引用開始)
医療援助を第一に
国境なき医師団(MSF)は、非営利で国際的な民間の医療・人道援助団体です。危機に瀕した人びとへの緊急医療援助を主な目的とし、医師、看護師をはじめとする4600人以上の海外派遣スタッフが、2万4千人の現地スタッフとともに、世界65ヵ国で援助活動を行っています(2008年度)。1971年にフランスで設立されました。
独立・中立・公平
MSFは誰からも干渉や制限を受けることなく、助けを必要としている人々のもとへ向かい、人種や政治、宗教に関わらず分けへだてなく援助を届けます。

(引用終わり)

つまり、たいらな世の中を前提とした医師団なんですね。
わけへだてをしないことで、紛争で傷ついた人を治し、心もいやす。
そうすることで、戦争も、なくなるかもしれない。
医療って、そういう面があるんです。

緒方洪庵さんが、そこまで考えてこの言葉を言ったのかどうかはわかりません。
でも、医療が本当に好きな人の言葉として、そして、理想を掲げて進む人々がいる、という事実を考えながら、このドラマを見ていました。
大好きなドラマですが、あと三回なんです……。続きがどうなるのか気になります。

 

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